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〜変質者の被害に遭わない為に
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Posted by - 2024.11.22,Fri
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Posted by None - 2008.01.10,Thu
普段、変質者とは縁の無い生活を送っているつもりでも、物騒な昨今、防犯には心掛けていたいもの。


私自身も過去に、洗濯物の窃盗や頻繁な無言電話などの被害を受けた経験があります。郵便物の封を切られていた事も何度かあります。

男性の知人が、犯人の番号にかけてくれたりもしたのですが、それで激昂したのか、日に何十回もかけて来るようになりました。
犯人の番号を着信拒否にすると、公衆電話から15分おきにかけて来るようになりました。
同時に、マンションの内廊下の、自分の部屋の前に、大きな虫の死体が落ちていたり、ゴミを出してしばらくして見ると、自分の出したゴミだけが無くなっていたりし始めました。

警察にも相談したのですが、当時はあまり相手にしてくれませんでした。
結局、知り合いの興信所の方が調査してくれたのですが、驚いた事に全く知らない名前の人が犯人だったのです。
20歳程も年上の男性で、犯人の親の名前や住所(隣の隣の区)と地図などもくれたのですが、全く心当たりがありません。


自然に回数が減ったので、そのままにしたのですが、気味の悪い話です。

こういう、見ず知らずの人につきまとわれるケースを、福島章氏の著書では、被害者の立場から「イノセントタイプ」に分類されています。


「この時犯人は、一方的に被害者に関心を持っているが、被害者との間には実は何の交流もなく、被害者も犯人については現に関心を抱いてもいないし、かつて関心を抱いたこともない。
犯人は、相手に執着し、とにかく、関心を抱いていることを示し続け、そのお返しに相手の関心を求める。犯人の中には、相手も自分に関心を持っているはずだと一方的に思いこんでいる者も少なくない。
また別の犯人は、迷惑行為自体が自己目的となってしまって、それに執着する。彼らにとっては、嫌われることでも何でもすることが、心理的には相手との《関係を保つ》ことを意味する。気分は、《執念・妄想》にすり替わってしまう。」

「このタイプの特徴は、被害者の側がまったく一方的な被害者で、責任がないことである。したがって本来は対応する義務もない。しかし、それにもかかわらず、様々な迷惑行為の被害者となってしまうという不条理に見舞われる。」


次回は、犯人の性格と心理についてです。
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